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赤電 (京成) : ミニ英和和英辞書
赤電 (京成)[あかでん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [あか, あけ]
 (n) 1. red 2. crimson 3. scarlet 4. communist
: [みやこ, きょう, けい]
 【名詞】 1. capital 2. metropolis
京成 : [けいせい]
 【名詞】 1. train line Tokyo - Narita 

赤電 (京成) : ウィキペディア日本語版
赤電 (京成)[あかでん]
赤電(あかでん)とは、京成電鉄鉄道車両の中で、都営地下鉄1号線直通車両規格に準拠した車両の内の初期に製作された車両で、過去に下半ファイアオレンジに上半モーンアイボリーステンレス鋼の縁取りでミスティラベンダの配色を施した車両の総称である。
== 総説 ==
従来、京成電鉄の車両の塗装は、1952年から2100形で採用された青電色であったが、1959年に製造された初代3050形(1995年までに全車廃車)で初めて赤電塗装が採用された。
新塗装の採用理由は京成電鉄が50周年を迎えた1959年に採用された為諸説あるが、最初に採用された3050形が京成初の標準軌台車を履いた車両で、13区間に分けて千葉線千葉-幕張間から行われた改軌工事の完了と同時に旧車に替わって走り始めたたことから強烈な改軌アピールとなり、地下鉄乗り入れを控え新たな時代に入ろうとする京成電鉄のイメージアップといった役割を果たしたといえる。この塗装は沿線旅客より好評を持って迎えられた(1,372mm軌間の台車を履いた従来車は予め改軌準備工事がされていて、改軌工事から数日~後には改軌されて復帰している)。
この塗装は、以後3300形まで採用されたが、1972年に製造された3500形以降はセミステンレス車体の採用により帯をファイアオレンジ塗装にしたものの車体全体に塗装する事は無くなった。この為3500形以降は「赤電」と呼称されなくなった。また、初代3000形は落成当初は青電塗装であったが、1960年より翌年1961年に掛けてこの赤電塗装に変更された。
1979年、京成は会社再建による塗装工程の簡略化及び塗装の統一によるローコスト化の目的で、全ての製車両を新赤電色に統一することに決定し、翌年1980年2月より1982年4月までに全ての車両が新赤電色とされた。この新赤電色は、赤色の全体塗装に、ステンレスの縁取りにモーンアイボリーの帯というものであった(ミスティラベンダはこれ以降使用されなくなった)。この新赤電色は経営危機時点に現れた事もあって『消防電車(=火の車)』『会社も赤(字)だと電車まで赤い』と揶揄されるなど、必ずしも評判の良いものとは言えなかった。
1991年3700形を新製した事をきっかけとして在来鋼製車の塗色変更が検討される事になり、同年12月から3200形4編成を使用しての塗色試験が行われたが、1993年6月以降、全般・重要部検査の際にアクティブシルバーをベースにヒューマンレッド・フューチャーブルー(3400形で採用)の帯を配した塗装に再度変更(1991年に廃車済の3000形と、同時期廃車が進行していた3050形全車と3100形の一部を除く)。1995年6月までに在籍車は全て変更され、これ以降は新赤電塗装も使用されなくなった。
1994年、3050形が改軌35周年を記念して赤電色に復元され、翌年1995年2月まで運行していた。また2007年には、3200形の3298編成が開運号リバイバル運転に使用するのを主目的として赤電色に塗装変更され、1月17日より同年3月まで使用された(但し3200形の帯はステンレスではなくステッカーで表現した)。開運号のリバイバル運転は同年1月28日に実施した。
また、3300形2本が、京成100周年を記念し2009年2013年まで旧赤電、新赤電塗装となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「赤電 (京成)」の詳細全文を読む




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